プロの知恵袋KNOWLEDGE
現場でいろいろな方法で工夫されている「知恵」を投稿していただけるコーナー。
工事のプロ同士で「知恵」をお出しくださりこのコーナーをどんどん活用してください。
現場での「お悩み」もお待ちしています。
- 掲載ID
- 157
2010-12-27 13:21:00 道楽会事務局さん
地デジのアンテナ工事時、最良点を早く探す方法。(道楽会だより44号掲 載予定)
地デジのアンテナ工事時、最良点を早く探す方法。屋根で左右探すより上下(高さ)の方が良いか?
トピックスへの書き込み一覧 (7件)
-
やまちゃんさん2011-02-28 22:17:007月までの限定ですがアナログUHF波(デジタル波と帯域が近い場合ですが)を利用して粗強度測定をし、場所を選定します。ローカル波の場合は送信所位置を把握できるのですが区域外波の場合はチャンネル数が多く表示できる測定器(アナ専用でも可)でトータルで良い所を探します。後は受信感度に応じた増幅器の選定。(アナログ計のアナログ波測定値-10dBがおおよそデジタルの受信感度になります)50dB以下の場合は高増幅タイプ41dB型 などを選定ください。シリンダータイプのブースターも在りますが定格入力は60dB前後 です。
-
すずめのお宿さん2011-02-13 10:30:00受信点の高さ方向の最良点についてですが、直接波と大地からの反射波の影響で電波が干渉します。そのため、計算上で電波の強さが、高さ方向に平均値の0~2倍で変化します。その間隔をハイト・パターン・ピッチといい次式で求められ、この幅の1/2の高さで山と 谷があります。
p=(λ*d)/(2*h)
( p :ハイト・パターン・ピッチ、 λ :波長、 d :アンテナ間距離、 h :送信アンテナ高)
pは例として、高さ600mの送信アンテナから5km離れた受信点で約1.1~1.8m、同じく20km離れた受信点で約7.1~11mです。
このような条件にり、0.6~6m程度の高さの範囲でアンテナを上下させて最良点を探す ことになります。
-
おんぺるさん2011-01-15 22:43:00計器《電界強度計》で測定するのが一番正確ですが、
簡易的には、フルセグチューナー(1セグチューナーでも)
で受信レベル等が見れる物で調整します。
最終的に、画像確認でノイズが気にならなければ良いのです。
-
弱電屋のくそじじいさん2011-01-14 12:55:00まずワンセグ放送で映像の確認をします。(受信不可の場合もある為)
受信出来ることを確認したのならば、電界強度計を用いアンテナ直下のレベルを最良点にします。
電波には水平偏波と垂直偏波があり、アンテナによってどちらの電波の利得が良いか異なるので、一概には言えませんが、素子数が多くてもホームセンターの安価なアンテナはやめたほうがよいでしょう。(利得がバラバラで品質保証がなく、製造元に電話をしても回答が出来ない。)
やっぱりメーカー品がいいですね…
-
JE*CGVさん2011-01-13 08:32:00たまにしかアンテナ工事をしないので測定機器は持ち合わせていませんが、携帯のワンセグ放送が受信できれば、地上デジタルの放送も受信できました。ほぼこの方法で初めに調べております。
-
らいんらっくさん2011-01-11 17:34:00地域にもよるが四階の屋上より隣の二階の木造住宅のほうが強度計が多く表示します また強度計も使っていますが 工事前に100V動作のポータブルカーナビで送信所を登録現場で方 向を確認 かなり楽ですよ
-
田舎者さん2011-01-08 21:34:00地デジアンテナの設置工事を、正確で速やかに施工するには電界強度計で探ります。屋根の上で大きなアンテナを振り回さなくても、地デジはゴーストが無いので送信所、中継所の方角に大きな障害物が無ければほとんど問題ありません。素子数の小さなテスト用アンテナ(半値幅が広く、広い角度で受信できる)で低いところ(二階の窓やベランダなど)を探ることが出来ます。ベランダでBSアンテナの隣に設置とか。分配が多数であったり、ゲインが低い時はブースタでゲインを稼ぎます。